学習障害 勉強

学習障害 LDとは

 

言葉を喋り出すのが遅い

などから始まり、読み書きなどの学校の勉強が苦手といった特徴がある学習障害 LD ですが、その程度や苦手な部分は人それぞれ。診断も海外では判定テストがあり日本にも導入されていますが、小児科の医師への浸透が不十分で、子供を心療内科に連れて行くのがいや、ということで親や家族も十分な理解や対処法が得られていない、さらにそのクラスメートや近所のご家族になるとほとんど理解されていないのが学習障害です。

発達障害を併発していることも多い

当サイトでは学習障害だけでなく、併発していることも決して少なくない

  • 自閉症シンドローム ASD、
  • 注意欠陥障害 ADHD、
  • 多動症 ADD、
  • そして 障害ではないのですが最近注目されているとても感覚が敏感な HSP、

などについても取り上げます。

いじめや不登校への接し方や対処法、出席を認めてもらう方法

またそういった他の人とちょっと違った特質を持っている為にいじめにあったり授業に追いつけなくて結局不登校になったりしているお子さんへの接し方や日本各地で日本や世界で研究や実施されている LD や 発達障害への取り組みを紹介します。

自主休校でもオンライン学習で出席扱いに

また今はコロナで、体の方に病気があったりして学校自主休校していると言うお子さんも無視できない数になっています。

遅れている日本の教育のIT化

当サイト管理人は海外在住経験もあるのですが、日本では IT 先進国と世界から見られている割には教育現場の IT 化は非常に遅れて来ました。もともと1クラス40人とか先進国ではありえない劣悪な教育環境、生徒にも顧問の教師にも非人間的な部活の強制など歪みがありましたが、コロナでなんとか進んできたという感じです。それにしても、正直、オンラインでの授業として生徒同士でのディスカッションをさせタリーズとのディスカッションの成果をレポートにまとめさせるなど、評価の方法なども含めてIT教育の技術は非常に遅れていると感じます。

 

そういった海外で得られた情報も含めて皆さんにシェアできればと思っています

 

1度に3文字しか視野に入らない 書かれた文字や文章を理解するのが難しい

例えば、みんなでやる演劇。一人の子さんがセリフを覚えられないんです。練習不足なんでしょうか?努力が足りない?いえいえ、そもそも文章がうまく読めないんです。言葉がどこで途切れるかよくわからないんです。文字を読んでもどんな意味の言葉なのかもよくわからないんです。多くても3文字ぐらいまでしかまとめて読めないので、どういう意味なのかよくわからないんです。特に台本はいろんな人のセリフがいっぱい書いてあるので、自分の台詞を見つけるだけでも大変。毎日夕方までずっとたい本を読んで勉強してるけど、本当にヘトヘトになっちゃうんです。文章を読むこと以外に、

  • 文章を書くことが苦手な子や、
  • 文字を書こうとしてもどうしても字の形を覚えられなかったり、
  • 書き順を間違えてしまったり、
  • 文字を綺麗に書けない、
  • マスをはみ出してしまう、

という子もいます。計算がどうしても苦手な子もいます。一生懸命頑張ってもどうにもならない苦手があるんです。読むのは苦手だったらセリフを読んで録音してもらって、聞いて覚えるのはどうでしょうか?でも体を動かことや独創的な振り付けを考えるのは誰にも負けないくらい得意だったりします。苦手な部分を減らして得意の部分を増やすのはどうでしょうか。他の人から見ると、「なんでこんなことしちゃうんだろう」と思われているかもしれませんが、よく考えてみるとこんな学習障害などが背景にあるかもしれません。ちょっとその子の気持ちになって考えてみてくださいね。

読み書きが覚えられないお子さんはどう感じているの?

読み書きが覚えられないお子さんていますよね。 学芸会をやるんですがセリフが全然覚えられない練習で台詞が出てこないお友達がいます。 努力が足りないんでしょうか。 文章がうまく読めない子がいます。 「言葉がどこで途切れるかよくわからない」という子がいます。

多くても3文字ずつしか読めない

という子もいますこれは日本語では特別な難しいポイントですよね。 これは読むのにものすごく時間がかかるし覚えるとなったら非常に難しいです。 セリフの中で自分の場所を見つけるだけでも大変です。 毎日2時間練習していても覚えられないということです。 でも話を喋ったり聞くことはできるんですよね。 こういう風に文字を読んだり書いたりするのが難しいお子さんがいます。 

文字を書こうとしてもどうしても文字の形を覚えられない思い出せない

と言ったお子さんもいます。 また計算がどうしても苦手なお子さんもいます。 これは頑張ってもどうにもならない苦手なことというのがあります。 読むのが苦手なお子さんには、例えばお母さんが文章朗読してあげる、聞いて覚えてもらうという方法もあります。 でも実際の生活の中では苦手な部分をカバーするよりも、得意なことを伸ばしていくほうがいいことがあるかもしれませんね 。

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